神戸港新港地区に　危険品倉庫を建設　澁澤倉庫

　澁澤倉庫（大隅毅社長）は18日、長期ビジョン「Ｓｈｉｂｕｓａｗａ ２０３０ ビジョン」に掲げる、物流事業の競争力強化とサービス領域の拡大に向けて、神戸市中央区の新港第七突堤に危険品倉庫２棟＝完成予想図＝を建設すると発表した。着工は今月12日で、24年４月１日の竣工を目指す。
　新倉庫は、Ａ棟（延床面積８７１平方㍍）とＢ棟（同６０４平方㍍）で鉄骨造の平屋建。澁澤倉庫では、増加している危険品の保管需要に応えるために、普通品倉庫から危険品倉庫に建替えを行うもの。
　神戸港からの良好なアクセスを活かし、港湾エリアでは希少な危険品倉庫として、消防法危険物第４類貨物の保管・入出庫・陸上運送などを取扱い、多様化する顧客ニーズに対応する拠点として運営していく。