「プレーできれば幸せだけど」バイエルンの控えGKウルライヒ、ノイアー復帰心待ちに「穏やかな海を取り戻さなきゃ」

[写真:Getty Images]

バイエルンのドイツ人GKスヴェン・ウルライヒは限られたプレータイムを楽しんでいる。ドイツ『キッカー』が伝えている。

長年にわたってドイツ代表GKマヌエル・ノイアーの控えを任されているウルライヒ。過去に1度だけバイエルンで公式戦47試合に出場したシーズンがあったが、基本的にノイアーがケガをするか、DFBポカール1〜2回戦以外で起用されることはない。

また、昨年12月にノイアーが重傷を負った際、バイエルンは代役をウルライヒに委ねず、1月の移籍市場でボルシアMGからGKヤン・ゾマーを獲得。そのゾマーが今夏去ったことにより、ノイアーの不在も続くなかで18日に行われたブンデスリーガ第1節のブレーメン戦でようやく出番を貰った格好だ。

しかし、ウルライヒ本人は複雑。23日にクラブのオフィシャルパートナーであるアウディ社から車を贈られ、式典で報道陣の問いかけに応じると「プレーできるときはもちろん幸せさ」としつつ、「バイエルンは穏やかな海を取り戻さなきゃ」と、ノイアーの一刻も早い復帰を心待ちにしていると語った。

「マヌ(ノイアー)は単純に世界最高のGKだ。あのようなケガをしたあとでも、おそらく強くなって帰ってくるだろう。ならば、そのときにマヌがプレーするのは不自然じゃない」

「いまは復帰に向け、猛烈に自分を追い込んでるみたいだよ。間違いなく正しいステップだし、大きな進歩だよ。すぐに一緒にトレーニングできるようになると思うよ。試合に帰ってくる日もそう遠くないはずさ」

また、バイエルンに将来の守護神候補としてマッカビ・テル・アビブからイスラエル代表GKダニエル・ペレツ(23)の加入が迫っていることについても「クラブも未来に目を向け始めたね。良いことだ。様子を見てみよう」とポジティブに語った。

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