ラポルテのアル・ナスル移籍が公式発表…移籍金は約46億円に

[写真:Getty Images]

サウジアラビアのアル・ナスルは24日、マンチェスター・シティからスペイン代表DFアイメリク・ラポルテ(29)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「27」に決定している。

【動画】独特な形でラポルテのアル・ナスル行きが発表

なお、移籍金は2500万ポンド(約46億2000万円)程度となり、ラポルテは年俸2000万ポンド(約37億円)の2026年までの3年契約にサインしたようだ。

2018年1月にアスレティック・ビルバオからシティ入りしたラポルテ。センターバックや左サイドバックとして通算180試合の出場数を誇るが、昨シーズンはスイス代表DFマヌエル・アカンジやオランダ代表DFナタン・アケとのポジション争いで劣勢に。さらに、クラブが今夏の移籍市場で自身と同じ左利きのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルを獲得したことで、今夏の移籍が既定路線となっていた。

5年半を過ごしたシティを離れ、サウジアラビア行きを決断した29歳DFはシティの公式サイトを通じて別れのメッセージを綴っている。

「過去6シーズンにわたってマンチェスター・シティの代表として活躍できたことを誇りに思うよ」

「初めて加入したときは、トロフィーを獲得できるという期待に興奮していた。だけど、僕らが一緒にここまでの成功を収め続けることを想像はできなかったよ」

「マンチェスターにいる間ずっとサポートしてくれたコーチ、チームメイト、そしてもちろん素晴らしいシティファンに感謝したい」

「僕はこれからもシティのファンであり、またみんなに会えることを楽しみにしているよ」

© 株式会社シーソーゲーム