女子W杯得点王のなでしこジャパンMF宮澤ひなたが海外移籍へ、マイナビ仙台が離脱を発表

[写真:Getty Images]

マイナビ仙台レディースは25日、なでしこジャパンのMF宮澤ひなた(23)が海外移籍することを発表した。

宮澤は海外クラブへの移籍を前提とした手続きと準備のために25日にチームを離脱。現地でメディカルチェックを受け、正式契約を結ぶとのことだ。

宮澤は神奈川県出身で、日テレ・東京ヴェルディベレーザからWEリーグ開幕を前にマイナビ仙台に移籍した。

WEリーグでは2シーズンを戦い39試合4得点。皇后杯では2試合出場、WEリーグカップでは5試合に出場していた。

池田太監督の下でなでしこジャパンに定期的に招集されると、20日に終了したオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のメンバー入りを果たす。

それまではレギュラーポジションも危うかった宮澤だったが、グループステージでは初戦のザンビア女子代表戦で2ゴールを記録し勝利に貢献すると、3戦目のスペイン女子代表戦でも2ゴールを記録。さらに、ラウンド16のノルウェー女子代表戦でも1ゴールを記録し大会5ゴールでadidasゴールデンブーツ賞(得点王)に輝き、世界中で注目を集めていた。

WEリーグの新シーズンは11月に開幕。8月26日からWEリーグカップが行われるが、女子W杯を経て世界へ羽ばたく選手が早速登場することとなった。

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