【佐渡市】“佐渡島のラピュタ”で大人気!観光スポット『北沢浮遊選鉱場』をご紹介♪

お盆時期など、各地へ旅行に行った方も多いですよね♪ガタチラスタッフも佐渡旅行に行ってきました!

今回は佐渡島の人気観光スポットの1つ『北沢浮遊選鉱場(きたざわふゆうせんこうば)』をご紹介します♪佐渡金山のすぐ近くにあり、24時間無料で観光できる絶景スポットなので、佐渡旅の参考にぜひチェックしてくださいね!

北沢浮遊選鉱場とは…?

『北沢浮遊選鉱場』は、かつて相川地区で稼働していた佐渡金山の選鉱所です。同地区には、発電所やシックナーなど鉱山の近代化に貢献した施設群(国の史跡)が密集しています!

もともとは銅の製造過程で行われていた技術であった“浮遊選鉱法(※1)”を金銀の採取に応用し、日本で初めて実用化に成功したのが『北沢浮遊選鉱場』です!戦時下の大増産計画によって大規模な設備投資がされ、1ヵ月で5万トン以上の鉱石を処理できることから「東洋一」と言われていたそうです♪

※1 浮遊選鉱法…採掘した鉱物を細かくすり潰し、油や化学物質と混ぜた水に入れて、浮上するものと沈むものに分けることで鉱石を抽出する方法。

近くで見るとこの迫力…!! よく見ると今にも崩れそうな柱や壁が歴史を感じさせますよね。

コンクリートに自然の蔦(ツタ)が絡まる姿は、まさにジブリアニメ「天空の城ラピュタ」の世界観!近年、その姿から“佐渡島のラピュタ”と言われる人気のフォトスポットにもなっています!

写真では伝わりきらないこの迫力…なんとか伝えようと写真を何枚も取りましたが、ガタチラスタッフには難しかったです…建物の前は広場になっていますが、建物の大きさがカメラに収まりませんでした(泣)

右側のレンガの建物は1908(明治41)年に建てられた火力発電所で、各施設に電力を供給していたそうです。

(シックナー)

浮遊選鉱場の向かいにあるのは「シックナー」といい、浮遊選鉱場とともに昭和の大量生産を支えた施設です。イタリア・ローマのコロッセオを彷彿させる形で、海外にいる気分になります♪

「シックナー」は不足する工業用水を確保するために水と不純物を分離する装置で、不純物は捨てられ、水は選鉱場で再利用されました。直径は50メートルで国内でも最大規模の施設だったそうですよ!

(鋳造工場跡)

また、日中に見る景色も素敵ですが、夜には幻想的なライトアップされた景色も楽しめます!LED照明を使用し、色彩豊かにライトアップされる姿は圧巻です!佐渡に訪れた際は、ぜひ昼夜ともに足を運んでみてくださいね♪

▼『北沢浮遊選鉱場』のライトアップについてはこちら!

迫力ある景色をカフェでゆったり楽しむ♪

同敷地内には、2022年7月にカフェ北沢Terraceがオープン!店内から『北沢浮遊選鉱場』の迫力ある景色を見ながらゆったりと過ごすせます♪

ドリンクメニューのほか、ハンバーグやカレー、パスタ、うどんなどのフードメニューもあるので、素敵な空間でおいしい食事も堪能してくださいね♪

(左から花塩レモンスカッシュ\770、アイスコーヒー\550)

ガタチラスタッフが訪れた日は満席だったため、ドリンクをテイクアウト!外にはテラス席もあるので、自然の風を感じながらカフェタイムを楽しめます♪

また、駐車場には「相川技能伝承展示館」や無名異焼の窯元「北沢窯」の施設があるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!

北沢浮遊選鉱場のアクセス

場所は佐渡市相川北沢町。無料の駐車場があるので、車で行く際も安心ですよ♪

バスを利用する際は、新潟交通・佐渡バスの「相川博物館バス停」から徒歩2分ほどです!

北沢浮遊選鉱場
住所:新潟県佐渡市相川北沢町3-2
駐車場:あり(乗用車:30台大型バス:3台)

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