日本時間8月26日にシカゴで行われたホワイトソックス対アスレチックスの試合中、球場内で銃撃と思われる事件が発生したようだ。
シカゴ警察はホワイトソックスの本拠地ギャランティード・レート・フィールドにおいて、試合中に女性2人が銃撃により負傷したことを発表した。2人とも命に別状はないとのこと。
地元テレビ局『ABC7シカゴ』によると、事件は試合途中に球場内レフト側外野席で起こった模様。スタンドで複数名が血を流していたとの目撃証言があり、事件が起こった際に警備員が周辺の観客を別のセクションに移動させたが、大きな騒ぎになることもなく試合は中断されなかった。
この試合の終了後には音楽グループによるコンサートが予定されていたが、ホワイトソックスはバックスクリーンに「技術的な問題により今夜の試合後コンサートはキャンセルになった」と表示し、銃撃事件について知らされていなかった観客たちから不興を買っていた。
MLBは全球場で金属探知機が設置されており、銃火器の持ち込みは困難になっている。
この事件に関してホワイトソックスは公式X（旧Twitter）上で声明を発表。銃撃が球場内で起こったのか、球場外で起こったのかは不明としつつ、この事件が口論を伴うものではなかったことは確認済みとしている。
