違法操業の取り締まり強化に期待 漁業取締船「ふさかぜ」竣工式

違法操業の取り締まり強化に期待 漁業取締船「ふさかぜ」竣工式

 違法操業の取り締まりなどを強化するため、建造が進められてきた県の漁業取締船「ふさかぜ」が完成し、8月26日、竣工式が行われました。

 千葉県の新しい漁業取締船「ふさかぜ」の竣工式は千葉市中央区のホテルを会場に熊谷知事をはじめ、多くの関係者が参加して行われました。

 竣工式の後に参加者は、近くの千葉みなと浮き桟橋に係留された真新しい「ふさかぜ」を見学しました。

 国の密漁に対する罰則強化を受けて、千葉県でも取り締まり機能強化のため漁業取締船の建造を進めてきました。

 新しい「ふさかぜ」は、総トン数160トン、全長43.1メートル、鋼製で定員12人です。

 総工費13億800万円をかけ富津市の造船所で令和3年度から建造されてきました。

 長距離音響発生装置や近赤外線監視カメラなど最新機器を備え、今後密漁防止などでの活躍が期待されます。

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