ウェストハムがマグワイア獲得に向けて再交渉? 本人は固辞もユナイテッドでの立場は厳しいものに

[写真:Getty Images]

ウェストハムがマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイア(30)の獲得交渉を再開したようだ。イギリス『サン』が伝えた。

今夏の移籍市場でセンターバックの補強に動いていたウェストハム。マグワイアには早くから関心を寄せていた中、クラブ間での交渉が続けられていた。

クラブ間では移籍金3000万ポンド(約55億5000万円)で合意したとされたものの、マグワイアが残り2年の契約があることから、ユナイテッドへ見返りを要求。ウェストハムは週給12万ポンド(約2200万円)の4年契約で合意していたが、ユナイテッド時代から週給で7万ポンド(約1300万円)も減額となることがネックとなっていた。

ユナイテッドはマグワイアに600万ポンド(約11億円)のボーナスを提示したものの、マグワイアは自身の価値が高いと考え、フリーになればより高額なサラリーが得られると考え、より多くをクラブに求めたようだ。

ユナイテッドでの立場はすでに失墜。キャプテンも剥奪され、ファンからの信頼も薄く、クラブとしては現金化したいところ。このまま飼い殺し状態になることもあり得る。

エリク・テン・ハグ監督は、マグワイアの能力を高く評価しながらも「戦う自信がないのならば、出て行くしかない」ともコメント。去就の判断は任せる意向を示している。

ウェストハムはマグワイア獲得を失敗した時のため、シュツットガルトからギリシャ代表DFコンスタンティノス・マヴロパノスをすでに確保している状況。それでもマグワイアが首を縦に振るならば獲得したいと思っているようだが、本人はどう決断するだろうか。

なお、今シーズンのマグワイアはプレミアリーグ3試合を終え、2試合でベンチ入りも出番はまだない。

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