任期満了に伴う秦野市議選(定数24)は27日に投開票され、新たな顔触れが決まった。
前回より8人多い36人が立候補。現職は19人のうち17人が当選し、新人は17人中7人が初当選を果たした。女性は出馬した7人のうち4人が当選した。
党派別では、自民4人、公明3人、維新1人、共産1人、無所属15人。共産は現職が議席を失った。
期日前投票は好調ぶりを見せていたが、投票率は前回(2019年)を3.30ポイント下回る38.01%と過去最低を更新した。
各候補者は、小中学校の給食費無償化や小児医療費助成の拡大などの子育て支援充実、市の半分以上を占める森林などの自然環境を生かしたまちづくりなどを訴えた。
当日有権者数は13万3651人(男6万6547人、女6万7104人)。