王者ナポリ、開幕連勝も指揮官満足せず 「攻撃面ではもっとやれたし、そうすべきだった」

[写真:Getty Images]

ナポリのルディ・ガルシア監督が振り返っている。クラブ公式サイトが伝えた。

セリエA連覇を目指して、今季も見事に白星発進のナポリ。27日の第2節では開幕戦となるホームにサッスオーロを迎え撃ち、ビクトル・オシムヘンの2戦連発弾とジョバンニ・ディ・ロレンツォの一発で2-0の勝利を収めた。

王者として盤石の連勝スタートだが、今季から指揮を執り、連覇を目指すガルシア監督はジャコモ・ラスパドーリのPK失敗シーンを除いても、もっとゴールを決めて勝つべきだったと感じているようだ。

「成功には満足だが、攻撃面ではもっとやれたし、そうすべきだった。唯一の目標は勝って3ポイントを掴むこと。その面では成功だし、収穫だが、チャンスを生かし切れなかった部分はさほど満足していない」

「我々は最後のところで不正確だった。それはラスパのPKシーンについてではない。ああいうことだってある。彼はポストに嫌われる場面もあったし、良いプレーぶりだった」

「私が指摘しているのは前半と2-0にしてからのチャンスについてだ。チャンスがあるのなら、ゴールを決めていかないといけないし、今後の試合ではもっと鋭くならないとね」

なお、王者としてのプレッシャーを問われると、「選手たちには迷ったり、困ったら、シャツに刻まれる3色のトライアングルを見て、自分に何ができるかを考えろと伝えてある。スクデットは励みになるし、最高の名誉。全力で守りたい」と語っている。

© 株式会社シーソーゲーム