〈動画あり〉交通ルール守って上越市内巡る 上越Family Rally2023 県内外から43組参加 上越JC上越道しるべ委員会

県内外から43組が出場。タレントでモデルのユージさんが先発し、次々に上越市内へと繰り出した

上越青年会議所(JC)上越道しるべ委員会(古田岬委員長)は26日、上越市内をマイカーで巡る「上越Family Rally 2023」を開いた。県内外から43組(台)が出場し、指定ルートを交通ルール順守の上、通過時間の正確性などを競った。

まちおこしをテーマに活動している同委員会では本年度、さまざまな魅力がある上越市内を車で巡るラリーを企画。クラシックカーラリーを参考に、出発時間、チェックポイント通過時間を設定し、安全運転で走行する形式で実施した。

参加者は、高田城址公園第6駐車場からスタート。タレントでモデルのユージさんが先発を務め、次々に市内へと繰り出した。第1チェックポイントの百年料亭宇喜世(同市仲町3)では昼食、第2チェックポイントの岩の原葡萄園(同市北方)ではショッピングを楽しんだほか、道中に関連したクイズも出題。ゴールのR―SPEC Kakizaki(柿崎区竹鼻)では、コースも走行した。

スポーツカー・クラシックカー部門で優勝した富山哲次さん、美和子さんは茨城県からポルシェで出場。「初めて上越に来たが、自然も歴史ある施設もあり、とても楽しかった。また来たい」と語った。一般・ファミリー部門で優勝した小林貴広さん、利香さん(柿崎区)は「身近だからこそ、普段行かない場所に行けて、新たな発見もあった。参加して良かった」と話した。

古田委員長は「上越は魅力ある場所がたくさんあるが、車が必須なのを生かしたイベントにできた。家族で参加できるラリーイベントは他にないと思うので、今後もやっていきたい」と願った。

入賞者によるシャンパンファイトならぬソーダファイト。交通ルールを順守しながら楽しめるラリーイベントだと、参加者から好評だった

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