長崎空港24時間化へ向け 第2弾となる早朝・夜間便 ソラシドエア 9月28~30日実証運航

 長崎空港の24時間化に向けた取り組みの一環で、ソラシドエア(宮崎市)は28日、9月28~30日に東京(羽田)-長崎線で、第2弾となる早朝・夜間臨時便(計4便)の実証運航をすると発表した。
 夜間は28、29両日に羽田空港を午後8時20分に出発し、同10時15分に長崎空港に到着。早朝は29、30両日に長崎空港を午前6時45分に出て、同8時半に羽田空港に着く。同社のホームページなどから予約できる。県営バスと西肥バスも臨時便の発着に合わせバスを運行する。
 同社は今月23~25日にも同じ路線で計4便の実証運航を実施。県などでつくる県空港活性化推進協議会が経費の一部を助成し、利用客へのアンケートでニーズや課題を探る。
 同空港は2022年3月から空港運用時間の一部で、福岡空港の飛行援助センターが遠隔で管制業務を担っている。県は柔軟な受け入れが可能になったとして、本年度は運用時間外での臨時便誘致などに取り組んでいる。

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