女子選手にキスしたスペインサッカー連盟会長の報道で人違い…元アルゼンチン代表DFがとばっちり

[写真:Getty Images]

大きな騒動となっているスペインサッカー連盟(RFEF)のルイス・ルビアレス会長が選手にキスした問題で、元アルゼンチン代表DFのパブロ・サバレタ氏が思わず巻き添えを食った。

【動画】ルビアレス会長のニュースでサバレタ氏が映ってしまった実際の映像

問題となっているのは、ルビアレス会長のオーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)のセレモニー中の行為。スペイン女子代表が見事優勝を果たしていた中、セレモニー中にFWジェニファー・エルモソの唇にキスをしていた。

この行いは多くの批判を浴び、エルモソからも批判を受けていたが、ルビアレス会長は辞任を否定。むしろRFEF側がエルモソとエルモソが所属する労働組合のFUTPROを訴えるとしている。

世界中で注目されているこのニュースだが、イギリス『BBC』でも報道。その中で思いもよらないミスがあった。

映像とともにルビアレス会長のニュースを伝えていた『BBC』だが、映像の中で誤ってルビアレス会長ではなくサバレタ氏の映像が使われてしまったのだ。

スキンヘッドが特徴的な2人だが、映像の一部では確かにカタール・ワールドカップ(W杯)の抽選会時のサバレタ氏が映っている。

なお、この件について『BBC』は声明を発表。「制作上のミスにより、以前の放送で誤った映像が表示されてしまいました。この問題は現在修正されています」と謝罪している。

マンチェスター・シティやアルゼンチン代表としても活躍したレジェンドであるサバレタ氏。以前には『BBC』で解説者も務めたこともあったが、思わぬとばっちりを受けることとなった。

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