パヴァールのインテル移籍が正式発表! ゾマーに続きバイエルンから補強

[写真:Getty Images]

インテルは30日、バイエルンからフランス代表DFバンジャマン・パヴァール(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの5年となる。

なお、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、移籍金は3000万ユーロ(約47億9000万円)+アドオン200万ユーロ(約3億2000万円)となったようだ。

パヴァールはリールの下部組織で育ち、2015年7月にファーストチームに昇格。2016年8月にシュツットガルトへ完全移籍すると、2019年7月にバイエルン入りした。

当初は右サイドバックでプレーしていたが、センターバックで重要な役割を担うことに。公式戦162試合で12ゴール12アシストを記録。ブンデスリーガで4度、チャンピオンズリーグで1度、DFBポカールで1度の優勝を経験した。

かねてより新たな挑戦を望んでいるとされたフランス代表DFは、マンチェスターの2クラブを始め、バルセロナやレアル・マドリーといった国外のメガクラブ行きの可能性も伝えられたが、最終的にはスイス代表GKヤン・ゾマーに続く形でのミラノ行きが決定した。

前述のように右のサイドバック、ウイングバックに加え、4バックと3バックのセンターバックでプレー可能なパヴァールは、スロバキア代表DFミラン・シュクリニアルや元イタリア代表DFダニーロ・ダンブロージオらが抜けた最終ラインを補強する上で、攻守両面で高い質をもたらす最高の補強となったはずだ。

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