売上高2%増158億円 経常益8億円で着地 ヒメゴー

 姫路合同貨物自動車(ヒメゴー/本社=姫路市、藤田弘一社長)が公表した2023年3月期の業績は、売上高が前期比2・1%増の158億200万円と2期連続で増収を確保し、20年3月期の160億円水準に迫った。
 利益面は軽油価格の高止まりに加え、資材はじめとするコスト増や2024年問題への対応など販売費・一般管理費が前期比24%増の5億9400万円と膨れた結果、営業益は同0・1%減の14億5300万円にとどまった。
 ただ経常益は、営業外費用が減少したことから同10・7%増の8億800万円と上振れた。経常増益効果で、最終利益は同36・1%増の4億7100万円と回復した。
 なお、自動車運送事業の売上高は前期比2・0%増の151億200万円となり20年3月期以来、3期ぶりで150億円台を回復した。

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