【PS目指す日本人選手の仲間たち②】チーム3年ぶりの首位をキープ! マエケンは6度目のPSへ

3年ぶりにア・リーグ中地区首位を快走する前田健太所属のツインズ。前田にとっては6度目のポストシーズン(PS)進出も見えてきた。前田の強力なチームメイトが、2人の新加入選手と「満塁男」のルーキーだ。

2020年の地区優勝から3年ぶりの地区王座奪還を目前にしているツインズ。前田健太にとってもポストシーズン(PS)進出は3年ぶり6度目。ドジャース時代の2016年からは4年連続でPSに進出し、2017年と2018年はワールドシリーズでも中継ぎ登板しているが、世界一には届いていない。ツインズも32年ぶりの世界一を目指す。

今季のツインズ投手陣を牽引しているのは、今年1月にトレードでマーリンズから加入し、開幕投手も務めたパブロ・ロペスだ。そのトレードで放出したのが、昨季の首位打者であり、今季も打率.350と絶好調のルイス・アライズだった。ツインズに加入したロペスは7月に12三振を奪う完投勝利を挙げ、8月は4連勝を飾るなど、チームトップの9勝を挙げている。

今季の新加入といえば、昨年はヤンキースとドジャースでプレーし、ツインズにFAで加入したベテランのジョーイ・ギャロも2年ぶりに20本塁打を放つなど、打棒が復活している。日本時間8月13日には2本塁打を含む1試合4安打と爆発した。相変わらず三振も多いが、本塁打か三振かの豪快なバッティングはゲームを大いに盛り上げてくれる。

そして、もう1人、注目されているのが2017年ドラフト全体1位指名の期待のルーキー、ロイス・ルイスだ。昨年デビューし、自身の初本塁打をグランドスラムで飾ると、今年8月27日に放った通算9本目のアーチも満塁弾、さらに翌28日にも球団史上初の2試合連続満塁アーチを放ち、まさに「満塁男」として活躍している。

ほかにも、超絶守備を誇り、PSの経験も豊富な遊撃手のカルロス・コレアや、8月に8本塁打を放ち、キャリア初のシーズン20本塁打を達成したマイケル・A・テイラーなど、個性あふれる選手が揃っているツインズ。PSでもそれぞれの個性を発揮して台風の目となるか。前田の復調も併せてこれからも目が離せない。

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