146機関・団体が参加 相模原で9都県市合同防災訓練

救助訓練を行う消防隊員=相模原市中央区の在日米陸軍相模総合補給廠一部返還地

 首都圏の9都県市による合同防災訓練が1日、相模原市中央区の在日米陸軍相模総合補給廠(しょう)一部返還地などで行われた。関東大震災から100年の節目となる今年は、同所では消防や警察、自衛隊など146の機関・団体が参加し、大規模災害時の対応を確認した。

 訓練は、同日午前10時に同市直下を震源とするマグニチュード(M)7クラスの地震が発生、市内では最大震度6強を観測し、崖崩れや建物倒壊、火災などが発生して死傷者が出ているなどの想定で実施。消防などが倒壊家屋に見立てた構造物などを用いて、救助や消火などの訓練を行った。

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