京急が車両部品使ったマンション分譲へ 横浜の企業社宅をリノベーション

集会スペースなど共用部での利用のため、クリーニング中の座席シート(京急電鉄提供)

 京浜急行電鉄(横浜市西区)は、引退した鉄道車両の部品を使ったリノベーション分譲マンション「プライムフィット横浜富岡」(同市金沢区)を来年2月から販売する。車両内で使っていた座席などを分譲マンションに利活用するもので、鉄道業界では初の取り組みという。現在エントリーを受け付けしている。

 築28年の企業社宅1棟をリノベーションして分譲する。同グループの住宅ブランド「PRIME」のリノベーション事業「プライムフィット」の第2弾で、京急沿線での展開は初めて。

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