千葉県の熊谷知事は9月5日、鴨川市を訪れ、観光地などで仕事をしながら休暇や体験を楽しむ「ワーケーション」を実践しました。
鴨川市の里山を訪れた熊谷知事は、棚田で稲刈りと刈った稲を天日干しにする作業を体験した後、棚田を見渡せる施設で、ちば県民だよりを執筆するテレワークに取り組みました。
そして、近くの古民家をリノベーションした宿泊施設へと移動し、オンライン会議に臨みました。
会議終了後、記者団の取材に応じた熊谷知事は、東京に隣接し、アクセスの良さと豊かな自然の中で仕事も両立できる千葉県の魅力を説明したうえでワーケーションを実践した感想を次のように述べました。
千葉県 熊谷俊人知事
「いいよね。プライベートでやりたくなるような1日」「仕事の考え方、概念も変わってくるし、豊かな生活と仕事が同時に体験できる得難い体験。多くの人たちに県庁職員や県民にもこうした生活スタイルを実感してもらいたい」
県では、企業へのワーケーションの導入を進めるため、モニターツアーによる企業と受け入れる地域のマッチングなどに取り組んでいます。