国際宇宙ステーションから撮影された雲の表情3選

アメリカ航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)から撮影された地球の画像を随時公開しています。そのなかからsorae編集部が選んだ画像をご紹介します。

ISSから撮影された朝の大西洋

【▲ 国際宇宙ステーションから撮影された朝の大西洋。日本時間2023年8月15日撮影(Credit: NASA)】

こちらは日本時間2023年8月15日に大西洋の上空(高度415km)で撮影された画像です。朝日に照らされた雲が、海上に幾つもの長い影を落としている様子が捉えられています。

ISSから撮影された朝のオセアニア

【▲ 国際宇宙ステーションから撮影された朝のオセアニアの雲。日本時間2023年8月11日撮影(Credit: NASA)】

続いては日本時間2023年8月11日にオーストラリアのカーペンタリア湾上空(高度419km)で撮影された画像です。こちらも1枚目の画像と同じく朝日を浴びる雲が写っていますが、地表に対してより水平に近いアングルで撮影されているためか、地球と宇宙の境界を意識させる一枚となっています。

ISSから撮影された日本付近の台風

【▲ 国際宇宙ステーションから撮影された日本付近の台風。日本時間2023年8月12日撮影(Credit: NASA)】

最後は日本時間2023年8月12日に太平洋の上空(高度419km)で撮影された台風(※)です。日本列島の南方で渦巻く台風の雲と、その中心に生じた台風の目が捉えられています。

※…NASAジョンソン宇宙センターはこの台風を令和5年台風第6号「Khanun(カーヌン)」としてFlickrで紹介していますが、台風6号は8月10日に朝鮮半島へ上陸して翌11日には熱帯低気圧に変わっているため、ここに写っているのは撮影日時および撮影地点から令和5年台風第7号「Lan(ラン)」と推定されます。

Source

  • Image Credit: NASA
  • NASA \- Gateway to Astronaut Photography of Earth

文/sorae編集部

© 株式会社sorae