チリ戦を控えるバルベルデが明かす「尊敬し、参考にしていたプレーヤー」とは?

写真:ウルグアイ代表で29試合に出場しているバルベルデ ©Getty Images

9月6日、2026 FIFAワールドカップ 南米予選のチリ戦を前に記者会見が行われ、ウルグアイ代表MFフェデリコ・バルベルデ、MFマヌエル・ウガルテが登壇してチリ戦への意気込みなどを語った。

初めに5月に就任したマルセロ・ビエルサ監督と、新体制におけるキャプテンについての話し合いが行われたのかを聞かれたバルベルデは、次のようにコメント。

「まだそれについては話していない。とてもデリケートで重要なテーマであり、キャプテンマークの重みは全員が理解している。キャプテンは単に腕章を巻いているだけではなく、ウルグアイ代表、そして国民すべての責任を背負うことになる。自分が指名されれば準備はできているし、他の選手が指名されれば、その選手のサポートをする」

バルベルデは3月にマルセロ・ブロリ暫定監督指揮のもとで行われた国際親善試合(日本戦、韓国戦)で2試合ともにキャプテンとして出場したが、ビエルサ監督就任後のキャプテンは決まっていないという。

続いて、チリ代表の印象を聞かれたバルベルデは「いい選手がいる素晴らしいチーム。とくにアルトゥーロ・ビダルは世界でも最高峰の選手だ」と、プレースタイルが近いビダルの名前を挙げた。「同じポジションでプレーしているから、テレビで見て参考にしているし、尊敬している選手だ。チリとの試合は難しいものになるが、我々も様々な武器を持った選手がいる素晴らしいチームだ」

そして、アレクシス・サンチェスについて聞かれたバルベルデは、自身のエピソードとともにその印象を語った。

「並外れた選手だ。あまり公に言ったことはないが、彼にとても感謝している。彼がアーセナルに在籍していた頃に、1度練習に参加する機会があった。言語の壁もあって難しかったが、サンチェスやエミリアーノ・マルティネスが僕を助けてくれたんだ。だから、彼にはとても感謝しているよ。でも、試合になれば彼に仕事をさせないようにしないといけない」

ウルグアイ代表は現地時間9月9日にホームでのチリ戦、12日にはアウェーに乗り込んでのエクアドル戦を控えている。誰がキャプテンマークを巻いて登場するのかにも注目だ。

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