楽天戦の継続開催を要望 内舘茂盛岡市長、仙台で初の県外公務

森井誠之社長に要望書を手渡す内舘茂市長(左)

 【仙台支社】内舘茂盛岡市長は7日、仙台市の楽天野球団(森井誠之社長)を訪れ、盛岡市でのプロ野球1軍公式戦の継続開催を要望した。きたぎんボールパーク(同市永井)が今春開場したこともあり、自ら出向いた。2日の就任後初となる県外公務に手応えを示し、地域活性化に向けたトップセールスの積極展開にも意欲を見せた。

 内舘市長は、市交流推進部の太田真部長や球場関係者ら計6人で、仙台市宮城野区の楽天モバイルパーク宮城を訪問。▽2024年度以降の盛岡での1軍戦開催▽楽天アカデミーの野球、チアスクール継続-などを盛り込んだ要望書を森井社長に手渡した。

 盛岡での楽天1軍戦は05年以降17試合(雨天中止を除く)が行われ、今年5月は新球場で初開催した。2軍戦の開催実現を含め、応援する機運の高まりや野球振興を図ろうと要望活動を行った。

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