アーセナルに所属していたコートジヴォワール代表FWニコラ・ペペが、スュペル・リグ(トルコ1部)のトラブゾンスポルに完全移籍した。
現在28歳のペペは、2019年にリールからアーセナルに完全移籍。クラブ史上最高額の7,200万ポンド(当時のレートで約92億円)という移籍金だったこともあり、多くの期待が寄せられた。
しかし、移籍初年度はプレミアリーグへの適応に苦戦。その後、同ポジションにイングランド代表MFブカヨ・サカが台頭したこともあり、徐々に出場機会を失っていった。2021-22シーズンは公式戦23試合に出場して3ゴール6アシスト。当初の期待値とは程遠い数字となっていた。
だが、ペペは昨季ローン移籍で加入したニースで復活。公式戦28試合に出場して8ゴール1アシストを記録し、かつての輝きを取り戻す足掛かりとした。
今夏、トラブゾンスポルに加入したペペは、同クラブの公式X(旧ツイッター)にユニフォーム姿で登場。移動中の飛行機の中から「僕はチャンピオンになり、成功を収めるためにここに来た」とファンにメッセージを送っている。