【Players on Fire】新天地で無双のピッチングを続ける大谷の元チームメイト

現地時間8月1日、ブレーブスの本拠地にエンゼルスを迎え、試合前に元チームメイトの大谷翔平と約1年ぶりの再会を果たしたライセル・イグレシアス。その後の1ヶ月のピッチングはまさに無双状態で、月間7セーブ、防御率0.00を記録し、エンゼルス時代の2021年7月以来となる自身2度目の月間最優秀リリーバーに選ばれた。

2022年のエンゼルスはなかなか勝利に恵まれず、守護神だったライセル・イグレシアスも2勝6敗16セーブ、防御率4.04と本来の力を発揮できていなかった。しかし、夏のトレード期限直前にブレーブスに移籍すると、中継ぎで15ホールド、防御率0.34と完全復調し、チームの地区優勝にも貢献した。

2020年オフにレッズからエンゼルスにトレードで移籍したイグレシアスは、大谷翔平が勝ち投手の権利を持った6試合のすべてで救援に成功するなど、移籍初年度はリーグ2位の34セーブをマークした。

2021年はシーズン序盤に、自身で「TEAM JAPAN」と胸にプリントされた特製Tシャツを用意し、チームメイト全員に配って結束を深めるなど、話題にもなったイグレシアス。その後、2022年の夏にトレードでブレーブスに移籍し、エンゼルスを離れたものの、移籍後はチームを救う活躍を見せていた。今季は右肩痛で開幕は出遅れたものの、7月までに20セーブを挙げるなど好投を続け、8月は13試合、13イニングを投げて7セーブ、17奪三振、無失点で防御率0.00と完璧なピッチングを披露した。

今年8月に行われたエンゼルスとの対戦で大谷と再会した際には、「明日対戦するとしたら、そのときはライバルだけど、終わったらまた友達だ」と語ったイグレシアス。そのカードでは大谷との対戦はなかったが、過去にはイグレシアスがレッズに在籍していた2019年に2度対戦があり、結果は被安打1、奪三振1だった。今後も続くであろう2人の友好関係。次の対戦ではどちらに軍配が上がるか、じっくりと楽しみたい。

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