最高年俸318億円……サウジアラビアで高額サラリーを受け取る選手たち

写真:数々のトッププレーヤーが加わるも高給1位はこの男に

今夏の移籍マーケットでは、サウジ・プロフェッショナルリーグのクラブが潤沢な資金を武器にヨーロッパで活躍するビッグネームを次々に引き抜いた。選手に提示された超高額年俸も話題となったが、サッカーコミュニティサイト『90MIN』がサウジ・プロフェッショナルリーグのクラブに在籍する選手の年俸ランキングを紹介している。

同サイトが紹介しているのは年俸の上位10名。大半が今夏、ヨーロッパからサウジアラビアへと新天地を求めた選手たちだ。ランキングは以下のとおりとなる。

1位 クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル):1億7300万ポンド(約318億3720万円)
2位 カリム・ベンゼマ(アル・イテハド):1億7200万ポンド(約316億5320万円)
3位 エンゴロ・カンテ(アル・イテハド):8620万ポンド(約158億6340万円)
4位 リヤド・マフレズ(アル・アハリ):4500万ポンド(約82億8140万円)
5位 ジョーダン・ヘンダーソン(アル・エティファク):3640万ポンド(約66億9870万円)
6位 カリドゥ・クリバリ(アル・ヒラル):3000万ポンド(約55億2090万円)
7位 マルセロ・ブロゾヴィッチ(アル・ナスル):2090万ポンド(約38億4620万円)
8位 ロベルト・フィルミーノ(アル・アハリ):1690万ポンド(約31億1010万円)
9位 ルベン・ネヴェス(アル・ヒラル):1490万ポンド(約27億4230万円)
10位 セコ・フォファナ(アル・ナスル):1300万ポンド(約23億9260万円)

1月にマンチェスター・ユナイテッドからアル・ナスルに移籍し、サウジアラビア移籍の先駆者的存在となったクリスティアーノ・ロナウドが堂々の1位。彼のレアル・マドリード時代の盟友であるベンゼマがわずかな差でこれに続き、この2人は日本円にして310億円以上という破格の年俸になっている。

3位カンテから6位クリバリまでは、いずれもプレミアリーグからの移籍組。クリバリは「個のお金で両親からいとこまで、親族全員がいい暮らしができるし、セネガルでの慈善活動にも投資できる」と移籍の理由を語っており、高額年俸が移籍の要因になったことを明かしている。

なお、移籍マーケットの終盤にはアル・イテハドがモハメド・サラー(リヴァプール)の獲得に執心していた。最終的に移籍は実現しなかったが、サラーに提示された年俸は1億2740万ポンド(約234億3430万円)とされており、万が一、移籍が実現していた場合は一気に3位にランクインするところだった。

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