ギュンドアンがドイツ代表新主将に就任…日本戦が初陣に

[写真:Getty Images]

バルセロナのMFイルカイ・ギュンドアンが、ドイツ代表の新キャプテンに就任することが決定した。

ドイツ代表では2016年にMFバスティアン・シュバインシュタイガーが代表引退した後、GKマヌエル・ノイアーが長らくキャプテンを務めてきた。

ただ、ノイアーはカタール・ワールドカップ(W杯)で敗退した後のスキー旅行中に足を骨折し、長期離脱が続いている。

その離脱に加え、絶対的守護神も37歳というキャリア晩年に差し掛かっているという事情を考慮し、リーダーの世代交代を求めるハンジ・フリック監督は、ギュンドアンの新キャプテン任命を決断した。

フリック監督は9日に行われる日本代表との国際親善試合に向けた前日会見の場で、「(ギュンドアンの新キャプテン就任)それは新しいエネルギーを与えてくれるので、それを我々は利用できる」と、新キャプテンへの期待を語った。

また、ギュンドアンのサポート役としてバイエルンのMFジョシュア・キミッヒの副キャプテン就任を発表。同選手はノイアー不在時の直近数試合でゲームキャプテンを務めていた。

2011年10月に行われたベルギー代表戦で代表デビューを飾ったギュンドアは、これまで通算67試合に出場。2度のW杯とユーロ2020で大舞台を経験している。また、前所属先のマンチェスター・シティでは昨シーズンから1年間キャプテンを務めていた。

© 株式会社シーソーゲーム