ビジャレアルは9日、スペイン人指揮官パチェタ氏(55)を新監督に招へいしたことを発表した。契約期間は今季終了までとなっている。
2004年に現役引退し、2009年から指導者キャリアスタートさせたパチェタ氏。これまでヌマンシアやレアル・オビエド、カルタヘナ、エルクレス、エルチェ、ウエスカらの監督を歴任。
直近では2021年7月にセグンダ(スペイン2部)に降格したレアル・バジャドリーの監督に就任。1年でチームをラ・リーガ復帰に導いたが、昨季はラ・リーガ27試合で8勝4分け15敗の16位と低迷すると、今年4月に成績不振を理由に解任されていた。
昨季途中にアストン・ビラの監督に就任したウナイ・エメリ前監督の後任としてキケ・セティエン監督を招へいしたビジャレアル。昨季はヨーロッパリーグの出場圏内の5位にチームを導いたが、今シーズンは開幕4試合を終えて1勝3敗と低迷すると、5日に解任を発表していた。