【水沢・青藍賞】ゴールデンヒーラーが7馬身差圧勝…南部杯トライアル

10日、水沢競馬場で行われた11R・青藍賞(M2・3歳上・ダ1600m)は、山本政聡騎乗の1番人気、ゴールデンヒーラー(牝5・岩手・佐藤祐司)が快勝した。7馬身差の2着に2番人気のリュウノゾロ(せん6・岩手・板垣吉則)、3着にミラバーグマン(牝5・岩手・千葉幸喜)が入った。勝ちタイムは1:39.3(重)。

1着 ゴールデンヒーラー
山本政聡騎手
「レース前は2、3番手を考えていましたが、出脚(であし)が良かったので、そのまま行かせました。結果、逃げることになりましたから、道中は並ばれないように気をつけました。残り800mからペースが上がって厳しい競馬。後続もそうでしたが、自分の馬も直線で脚が上がったので、もうひと踏ん張りしてくれとハミをかけ直しました。本来、持っている力が大きいですからね。しっかり走り切ってくれました」

佐藤師「南部杯へ直行」

青藍賞 口取り (C)岩手県競馬組合

佐藤祐司調教師
「今回は負けられないメンバーでしたが、先週、ミニアチュールで三冠を狙って4着に敗れた直後でしたからね。負の連鎖が心配でしたが、勝ってくれてホッとしました。今日の勝利は大きいと思います。次走は南部杯へ直行。今年もいい競馬を期待しています」

ゴールデンヒーラー 26戦12勝
(牝5・岩手・佐藤祐司)
父:タートルボウル
母:ミリオンハッピー
母父:アグネスタキオン
馬主:平賀敏男
生産者:下河辺牧場

【全着順】
1着 ゴールデンヒーラー
2着 リュウノゾロ
3着 ミラバーグマン
4着 ジェイケイブラック
5着 マイネルアンファン

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