システム変更で逆転劇を呼び込んだクーマン「素晴らしい決断だった」

[写真:Getty Images]

オランダ代表のロナルド・クーマン監督が試合中のシステム変更を自賛した。

ユーロ2024予選のグループBで2位につけるオランダは10日にアイルランド代表のホームに乗り込み、後半から出場したワウト・ヴェグホルストのゴールで2-1の逆転勝利。3連勝とした。

3バックでのスタートだったが、途中から4バックにシフトし、それを逆転に繋げたクーマン監督はオランダ『NOS』で「最終的に素晴らしい決断だった」と振り返り、後半の逆転劇を喜んだ。

「後半、違うプレーをし始めてからはより落ち着いて戦っていけるようになった。その瞬間から、我々は主人公だったね」

「システム変更が必要なら、変更するのが私の仕事」とも話したオランダ指揮官はまた、開始1分過ぎのPK献上に「苦戦も覚悟の上だったが、自らミスすればより難しくなる」と話した。

ともあれ、今月は2戦全勝で勝ち点も「9」に積み上げ、1試合消化が多いフランス代表を6ポイント差で追いかける状況。クーマン監督は残る戦いに向け、気を引き締め直した。

「我々はまだ良い立場にいない。(10月13日の次節に対戦する)フランスからも勝ち点を奪っていかないといけない。すべてがまだ我々の手にある」

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