2023年4月、2つの小学校が統合し新しいスタートを切った「千葉市立花島小学校」で、学校のシンボルとなる、「校歌」を新たに作る取り組みが進められています。
地域の児童数の減少で「花見川第三小学校」と統合した「花島小学校」では、学校のシンボルである校章と校歌を新たに制作することになりました。
校歌の制作は、千葉県在住の作曲家で、東京芸大4年の矢野耕我さんに協力を依頼。
11日花島小を訪れた矢野さんは校長先生らと曲作りに向けて話し合ったほか、花島小を知るために、児童と交流しました。
教室では、児童たちが花島小の良いところを「楽しい行事がたくさんある」「みんな仲が良い」などと発表したり、花島小の児童数や歴史をクイズ形式で出題したりしました。
そして、児童たちと一緒に給食も食べて交流を深めました。
東京芸大(作曲家)矢野耕我さん
「校歌を作るうえで学校のバックグラウンドを知るのは重要。そういう面でも児童と触れ合えたのは良い経験になった」「児童と触れ合って明るい印象を受けた。明るく素直な曲に仕上げようと思う」
花島小の新しい校歌と校章は、2023年12月までの完成を目指していて、完成後お披露目会を開催する予定だということです。