千葉県の熊谷知事は９月１１日、台風１３号による大雨の被害を受けた大網白里市を視察しました。
熊谷知事は１１日午後１時ごろ大網白里市の金坂昌典市長と市内にある大竹保育園を訪れました。
台風１３号による大雨により、市内ではこれまでに床上浸水など９４棟の住宅被害が確認されていて大竹保育園では浸水した水が床を押し上げるなどの被害がありました。
熊谷知事らは保育園の職員が浸水で汚れた机や椅子を洗う様子を視察したほか、園長から当時の状況や園の対応などについて説明を受け、被害の状況把握を行いました。
視察を終えた熊谷知事は今回の大雨について「想定をはるかに上回る集中豪雨だった」と述べ、今後の災害対策の強化に向けて次のように話しました。
熊谷俊人知事
「これだけの記録的な豪雨なので、想定以上に被害が出ているエリアもある。どこまで予算とリソースを投入して、どうコントロールしていくのかというのが課題。地域の方々の日頃の備えをさらに高めてもらうのも大事だと思っている」
