スパーズがクロアチアの16歳逸材CBを確保! 加入は18歳誕生日後へ

[写真:Getty Images]

トッテナムがクロアチアの逸材センターバックの獲得に成功したようだ。

移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、トッテナムはハイデュク・スピリトに所属するU-17クロアチア代表DFルカ・ヴシュコビッチ(16)の獲得をほぼ決定的なモノにしたという。

個人間ではすでに合意を取り付け、クラブ間交渉においても細かい手続きを残す段階だという。

なお、イギリス『フットボール・ロンドン』によると、イギリスの欧州連盟(EU)離脱の影響で、加入時期は国際サッカー連盟(FIFA)が定める国外移籍が認められる18歳の誕生日を迎えた後となるようだ。

かつて選手としてハイデュク・スピリトに在籍し、現在はアカデミーで指導者を務めるダニエル氏を父親に持つヴシュコビッチは、193cmの右利きのセンターバック。

恵まれた体躯と傑出したアスリート能力を武器に、国内屈指のアカデミーで10代前半から頭角を現すと、U-15チームからクロアチアの世代別代表でも活躍している。

そして、今年2月24日に16歳の誕生日を迎えると、その2日後に行われたディナモ・ザグレブとのビッグマッチでファーストチームデビュー。その数日後に行われたNKオシエク戦では16歳と5日でのクラブ史上最年少ゴール記録も樹立。ここまでトップチームでは通算11試合に出場している。

未だ成長期ゆえにアジリティやコーディネーションの部分や判断面は、当然のことながら課題としてあるものの、圧倒的なフィジカルを生かした地対空の対人戦の強さ、正確なフィードや果敢なドライブなど攻撃性能も非常に高い。

国内ではマンチェスター・シティDFヨシュコ・グヴァルディオルやアヤックスDFヨシプ・シュタロらに続く、将来のディフェンスラインの主軸として大きな期待を集める超逸材だ。

これまではマンチェスター・シティやチェルシー、リバプール、パリ・サンジェルマンといったクラブからの関心も伝えられたが、トッテナムが争奪戦を制することになった。

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