カタール行きのヴェッラッティ、バルサ行きの可能性もあった?

[写真:Getty Images]

カタールのアル・アラビへの移籍が迫っているパリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)だが、バルセロナ行きの可能性もあったという。フランス『レキップ』が伝えた。

ヴェッラッティは、2012年7月にペスカーラから完全移籍で加入し、公式戦416試合で11ゴール61アシストを記録していた。

しかし、今夏就任したルイス・エンリケ監督の下では構想外に。チームを支えてきたヴェッラッティはアル・アラビ行きですでに合意しており、数日以内に公式発表されるとされている。

イタリア代表としてもプレーするヴェッラッティには、当然別のオファーも。『レキップ』によれば、サウジアラビアへの移籍もあった中、チェルシーやバルセロナ、バイエルン、なども関心を寄せていたという。

ヨーロッパでのキャリアが続けられる可能性もあったなか、高額な年俸がネックに。ヴェッラッティは月額120万ユーロ(約1億9000万円)を手にしていたとのこと。また、PSGがレンタル移籍を認めなかったこともあり、交渉が進まなかったという。

バルセロナに関しては、慢性的な財政難もあり、多くの資金を用意できなかった一方で、PSGもファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の問題を解消するために現金化したかった状況。カタールの地でヴェッラッティがどんな輝きを見せるのか注目だ。

© 株式会社シーソーゲーム