「18/40」福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平が4人そろって金沢でクランクアップ!

本日9月12日に最終回を迎える、TBS系連続ドラマ「18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~」(火曜午後10:00)で、ダブル主演を務める福原遥と深田恭子とともに、共演の鈴鹿央士、上杉柊平がクランクアップを迎えた。

「18/40~ふたりなら夢も恋も~」は、キュレーターになるという夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子(深田)の生き方も正反対の2人の女性が、年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。タイトルの“18/40”は主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描く、龍居由佳里氏と木村涼子氏による脚本のオリジナルストーリーとなっている。有栖と瞳子それぞれが恋に落ちる訳あり男子・黒澤祐馬役を鈴鹿央士、加瀬息吹役を上杉柊平が演じている。

4カ月にわたる撮影を終え、金沢で無事にクランクアップを迎えた4人。本作でTBSドラマ初主演を務めた福原は、「撮影当初はプレッシャーというか、私に有栖という役ができるかなと不安を感じることもありましたが、キャストやスタッフの皆さんが撮影現場を温かくて楽しい空気にしてくださり、それにすごく支えられながらやり切ることができました。本当にこの作品は温かくて愛のこもった作品だなと思っていて、ゴールデン帯での連続ドラマ初主演が『18/40』でよかったなと思っています。そして、ドラマの中で有栖として生きられて本当に幸せな人生だったなと思える時間でした。皆さんありがとうございました」と万感の思いを伝えた。

また、同じく主演を務めた深田は「この猛暑の中、みんなで一丸となり無事乗り切れたことが本当にうれしく、感謝しております。今の時代の多様性を反映した作品でしたので、ドラマの内容としてシビアな部分もありましたが、私なりに瞳子というキャラクターを優しく演じることができたのではないかと思っております。このドラマに関わった皆さんと、またご一緒できる機会があったらうれしいです。本当にお疲れさまでした」と喜びをキャスト、スタッフと分かち合った。

鈴鹿は「4カ月間本当にお世話になりました。プロのダンサーを目指す役でしたので、序盤は1人で踊るシーンが多く、みんなとしゃべりたいなと思っていましたが、福原さんや深田さんたちとも絡むシーンが増えてきてからは、さらに楽しい現場になりました。スタッフの皆さんが本当に暑い中頑張っているのに、僕の方が撮影中に汗をかいてしまっていたのが反省点ではありますが(笑)、撮影を重ねるごとに自分にとって一つの分岐点になると思える作品だなと感じながら現場に臨んでいました。本当にありがとうございました」と、自身にとって大切な作品となったことを告げた。

そして、上杉も「今後自分の中で振り返った時に、このドラマに出演していたことが自分自身のターニングポイントになると思える作品でした。何より、スタッフの皆さんが連日の撮影で大変な中でもプロフェッショナルな環境をつくってくださったおかげで、芝居に集中することができましたし、その姿がかっこよくて自分も頑張ろうと思えました。本当にありがとうございました」と、スタッフの作品への情熱が撮影をする上でのモチベーションになったと感謝した。

最終回。今よりも前に進むために同居の解消を決断してからも、いつもと何も変わらない時間を過ごしていた有栖と瞳子。ある日、瞳子のマンションに、瞳子の母・貴美子(片平なぎさ)、祐馬、加瀬、有栖の父・市郎(安田顕)、産婦人科医・柴崎薫(松本若菜)が集まり食事をしていると、瞳子が突然、地元の金沢に戻るかもしれないと話し出す。急な展開に驚く一同だが、瞳子には心に秘めたある考えがあった。

一方、有栖は、瞳子の働く「BVアート」が主催する10周年プロジェクトに選ばれ、忙しい日々に追われていたが、光峯綾香(嵐莉菜)から祐馬への本当の気持ちを問われ、答えられずにいた。瞳子や薫に背中を押され、自分の気持ちに気付いた有栖が出した答えとは?

後日、瞳子のマンションで貴美子や市郎が昔を懐かしむ話をしていると、話題は亡くなった有栖の母・真理(美村里江)のことに。市郎から真理の写真を見せてもらうと、瞳子は何かを思い出し、慌てて自室からある写真を持ってきた。そこには、過去に秘められた奇跡があった。

そして、とうとう、偶然出会った18歳と40歳が育んできた日々にも別れの時が。友情、家族、そして夢も恋も諦めずに決断し、歩き出した有栖と瞳子。2人の未来に待ち受けるものとは――。

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