サンチョvsテン・ハグに幹部が介入… 解決を目指しFDマータフ氏が協議の中心に

[写真:Getty Images]

マンチェスター・ユナイテッドはエリク・テン・ハグ監督とイングランド代表MFジェイドン・サンチョの関係修復に動いているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じた。

サンチョが3日に行われたプレミアリーグ第4節アーセナル戦でメンバーから外れて以降、その関係に亀裂が生じているテン・ハグ監督とサンチョ。テン・ハグ監督がメンバー外の理由を「トレーニングでの彼のパフォーマンスによるもの」と語った一方、サンチョはSNS上で「不公平だ」と公に反論していた。

サンチョの来年1月の移籍も取り沙汰される中、ユナイテッドはこの状況を簡単に解決できるものではないものと理解しているとのこと。クラブのフットボール・ディレクター(FD)を務めるジョン・マータフ氏とCEO(最高経営責任者)のリチャード・アーノルド氏は、テン・ハグ監督とサンチョの間にある緊張を和らげるため、協議の中心に立っているという。

特にマータフ氏はこの問題を解決するためのプロセスに深く関わっているとのこと。アーノルド氏も定期的に協議の進捗を確認しているようだが、マータフ氏の担っている役割の方がかなり大きいとみられている。

なお、サンチョはテン・ハグ監督の主張を否定したSNSの投稿をすでに削除。これが事態収束への第一歩と見られているが、16日のブライトン戦でサンチョがメンバー入りするかどうかはまだ不透明となっている。

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