ユナイテッドが獲得に再挑戦も? ブレントフォードはリコ・ヘンリー売却を視野に

[写真:Getty Images]

ブレントフォードがイングランド人DFリコ・ヘンリー(26)の売却を視野に入れているようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。

ブレントフォードの古株であるリコ・ヘンリー。チャンピオンシップ(イングランド2部)時代に19歳で加入し、プレミアリーグ昇格後も不動の左サイドバックに君臨。2021-22シーズンは公式戦37試合、昨季も39試合出場とチームの中心選手としてプレーしている。

A代表歴はなく、世界各国から実力者が集うプレミアリーグにおいては地味な存在だが、今夏の移籍市場終盤にマンチェスター・ユナイテッドから関心が。負傷離脱したイングランド代表DFルーク・ショーの代役として注目された。

どうやらユナイテッドはブレントフォードに打診済みのようだが完全移籍で獲得する余裕がなく、最終的にトッテナムから元スペイン代表DFセルヒオ・レギロンを1年間のレンタル移籍で獲得するに至っていた。しかし、来年1月以降にリコ・ヘンリー獲得に再挑戦する可能性があるという。

リコ・ヘンリー自身はブレントフォードに満足も、長年の功労者がステップアップを希望するならクラブは一定の金額で送り出す方針。クラブレコードとなる3500万ポンド(約64億3000万円)を超える提示額で売却を容認する可能性が高いようだ。

今季もプレミアリーグ開幕4試合で全てフル出場しているリコ・ヘンリー。隠れた実力者にはユナイテッド以外にも複数のプレミアクラブが関心を寄せているとみられている。

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