台風13号による記録的な大雨で甚大な被害を受けた千葉県。
大網白里市の保育園では9月14日もボランティアなどによる復旧作業が行われ、日常を取り戻す準備が進められています。
大竹保育園 成島麻美子 園長
「4年前の時が白いテープで今回はその上あたり、結構予想以上に来てしまったという感じ」
大網白里市にある大竹保育園では園の1階部分が浸水し、入り込んだ水が床を20センチほど押し上げたことで、部屋が傾くなどの被害にあいました。
さらには子どもたちが遊んでいた絵本も…
大竹保育園 成島麻美子 園長
「読み聞かせで使っていた本が本棚でキャスターもついていたから大丈夫と思っていたらそれ以上だった、きのう100冊~200冊くらい捨てた。紙芝居もすべて廃棄になった」
大きな被害に見舞われたものの、園長の成島さんは保護者の協力などで復旧作業は予想以上に進んでいると話します。
被害の小さかった部屋を使って、早ければ来週にも保育を再開する見込みで、災害に負けず前を見つめています。
大竹保育園 成島麻美子 園長
「園としても対策を考えていかなければと思っている。具体的にというのは難しいが、専門家に相談して何か良い案をもらいながら対策を考えていきたい。保護者にはご不便をかけてしまったが、早く保育を再開すると連絡を送れるようにしたい」