4得点勝利でCLへ弾みつけたドルトムント、指揮官は内容を反省「まだ100%ではない」

[写真:Getty Images]

ドルトムントのエディン・テルジッチ監督がフライブルク戦の勝利を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

ここまで1勝2分けと無敗を維持していたものの、ブンデスリーガ第3節では昇格組のハイデンハイムに2点差を追いつかれるなど、リーグ開幕からパッとしない試合が続くドルトムント。16日にはフライブルクとアウェイで対戦した。

試合は元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスのヘディング弾でドルトムントが先制するも、その後は打ち合いとなり60分の時点で2-2に。しかし、フライブルクに退場者が出たことで数的優位を得たドルトムントが終盤に2ゴールを追加。最終的に4-2のスコアで試合を終えた。

ドルトムントとしては19日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)のパリ・サンジェルマン(PSG)戦に向け、弾みをつける結果となったが、テルジッチ監督は反省点を口にしている。

「勝利には満足しているが、まだ100%ではない。(不満点は)立ち上がりが良かったのに、その後も試合をコントロールし続けることができなかった。本当はボックス付近で多くのクロスを許すのを避けたかったが、それができなかった」

「60分から3バックに変更し、ニクラス・フュルクルクとドニエル・マレンを最前線に置いたが、これがうまく機能した」

クラブのスポーティング・ディレクター(SD)を務めるセバスティアン・ケール氏もコメントを残し、テルジッチ監督と同様にまだまだ改善できるという見解を示している。

「試合の中でいろいろな局面があったが、全てが100%良かったとは思わない。あの短い時間での失点は不要だった。後半、チームは良い場面を何度も作り、支配力を発揮していた」

「我々は4ゴールを決めた。それに関しては良い気分だ。結果を出さなければならないと思っていた」

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