C・ロナウドが古巣ユベントスを訴え、コロナ禍で凍結した給与31.4億円を求め法的措置に

[写真:Getty Images]

アル・ナスルでプレーするポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、古巣のユベントスに給与の支払いを求めることにしたようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。

C・ロナウドは2018年7月から2021年8月までユベントスに在籍。公式戦134試合で101ゴールを記録するなど活躍し、2度のスクデット獲得などに貢献していた。

その在籍期間中、世界中で蔓延した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を受け、無観客試合などで大きく収入を減らしたユベントスは選手たちの給与を差し止める措置を取っていた。

その後、C・ロナウドは古巣のマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、現在はサウジアラビアでプレーしているが、どうやらコロナ禍の給与が支払われていない状況だという。

『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、その額は1990万ユーロ(約31億4000万円)とのこと。正式に法的措置に出ることにしたという。

セリエAでは2020年3月9日から6月22日までの105日間コロナ禍で措置が取られ、無観客で再開。ユベントスは、2020年と2021年に2度の給与改定をおこなったという。

最初の取り組みはチーム全体での取り組みとなり、2度目は個別にクラブと話し合ったとのこと。当時は年俸3100万ユーロ(約49億円)をもらっていたと見られている。

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