「アル・ヒラルはレアルに似ている」…プレミアを去ったミトロヴィッチ、イングランドに「郷愁はない」

写真:今夏の移籍市場でアル・ヒラルに加入したミトロヴィッチ

セルビア代表FWアレクサンダル・ミトロヴィッチが、今夏の移籍市場で加入したアル・ヒラル(サウジアラビア)を絶賛した。

現在28歳のミトロヴィッチは、母国セルビアのクラブであるパルチザン・ベオグラードのユース出身。2015年にニューカッスルへと移籍してプレミアリーグの舞台に足を踏み入れると、フラムに在籍していた2019-20シーズンにはEFLチャンピオンシップで26ゴールを決めてリーグ得点王となり、同クラブの1年でのプレミアリーグ復帰に大きく貢献した。

2021-22シーズンには、チャンピオンシップ史上歴代最多となる44ゴールで得点王に。またもフラムのプレミアリーグ昇格の立役者となった。

だが、このままプレミアリーグでキャリアの最盛期を謳歌するかと思われたミトロヴィッチは、今夏にサウジ・プロフェッショナルリーグへと活躍の場を移した。イギリス紙『デイリー・メール』によると、セルビア代表の歴代最多得点記録保持者でもある男は、4,600万ポンド(約84億円)もの移籍金で加入したアル・ヒラルについて、“あるクラブ”の名前を引き合いに出しつつ絶賛した。

「ついにトップクラブに到達できて嬉しいよ。アル・ヒラルからオファーを受けたとき、家族と話し合ったんだ。断るのは不可能だと思ったね」

「アル・ヒラルのアジアにおける地位は、欧州におけるレアル・マドリードに似ているよ」

およそ8年間を過ごしたイングランドについて「郷愁はない」と断言したミトロヴィッチ。サウジ・プロフェッショナルリーグでは好調なスタートを切っており、開幕4試合で5ゴールを決めている。なお、アル・ヒラルは6試合を終えて5勝1分で首位に立っている。

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