航空業界を目指す中高生に向け、航空関連の大学や専門学校などが一堂に会して学校情報を提供する説明会が９月１８日、千葉県芝山町の航空科学博物館で開かれました。
航空学校説明会は、中高生に対して、パイロットコースを設置する大学や整備、客室乗務員の専門学校など、航空分野を学べる学校の入学方法や取得できる資格、卒業後の進路といった情報を紹介しようと開かれました。
１８日の説明会には１７の大学や専門学校などが参加し、県内外から航空業界を希望する大勢の中高生たちが家族とともに訪れました。
中高生たちは自身が希望する分野のブースを巡りながら担当者の説明を聞いたり、デモンストレーション用のヘリコプターや、フライトシミュレーターの操作方法を教わったりしていました。
参加者は―
「福島県から来た。将来的にパイロットになりたいと思ったとき、親が招待してくれて行ってみようとなった」
「グランドスタッフを希望している。将来について考えられる機会になった」
「飛行機の整備士になりたい。専門学校に入るための目的や、そうなるためにはどうしたら良いか学べた」
「希望はエアラインパイロット。自分の足りないところも理解できたので努力して補っていきたい」
航空科学博物館 今野友和学芸員
「航空業界にできるだけ良い人材、青少年や中高生のやる気のある人を送り込みたく説明会を開催している。このイベントに参加して、実際にその学校に入学された方(がいるのは)聞いているので手応えはある。航空業界は面白いんだということを知ってほしい」
