日本時間９月19日、MLB機構は2023年レギュラーシーズン25週目の週間MVPを発表し、アメリカン・リーグはラファエル・デバース（レッドソックス）、ナショナル・リーグはフアン・ソト（パドレス）が選出された。デバースは2019年以来キャリア２度目の受賞で、レッドソックスからの選出はアダム・デュバル（２度）と吉田正尚に次いで今季３人目。一方、ソトはナショナルズ時代の2020年以来キャリア２度目の受賞で、パドレスからの選出はマニー・マチャドに次いで今季２人目となった。
現在26歳のデバースは７試合に出場して打率.400（20打数８安打）、４本塁打、５打点、OPS1.586の好成績をマーク。出塁率（.586）とOPSはメジャー全体で１位、長打率（1.000）は同１位タイ、本塁打はリーグ１位とハイレベルな打撃成績を残した。今季はここまで142試合に出場して打率.276、33本塁打、98打点、OPS.876を記録。先週の４本塁打を加えて２年ぶり３度目となるシーズン30本塁打をクリアし、同じく２年ぶり３度目となるシーズン100打点も目前に迫っている。なお、レッドソックスは週間MVPの表彰が開始された1973年以降、のべ143人の受賞者を輩出しており、これはメジャー最多の数字である。
現在24歳のソトは６試合に出場して打率.458（24打数11安打）、４本塁打、13打点、OPS1.500の好成績をマーク。打率、打点、得点（９）はメジャー全体で１位、長打率（1.000）は同１位タイ、OPSはリーグ１位、本塁打と出塁率（.500）は同１位タイと各部門でランキング上位に名を連ねた。日本時間９月18日のアスレチックス戦では自身初のグランドスラムを含む２本塁打を放ち、自己最多の６打点＆キャリア16度目のマルチ本塁打を記録。日本時間８月27日から21試合連続出塁を継続しており、その期間中は打率.320（75打数24安打）、８本塁打、22打点、OPS1.108と素晴らしい活躍を見せている。
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