アマチュアVから1年 蝉川泰果がプロとして思い出の地へ

アマチュア優勝から1年。蝉川泰果がプロとしてディフェンディング大会に戻る(撮影/中野義昌)

◇国内男子◇パナソニックオープンゴルフチャンピオンシップ 事前情報◇小野東洋GC(兵庫)◇7113yd(パー72)

2021年に中島啓太、22年に蝉川泰果と2年連続でアマチュア優勝者が誕生した大会が21日(木)に開幕する。舞台は昨年と同じ兵庫県の小野東洋GC。同コースを制した東北福祉大4年(当時)の蝉川は、通算22アンダーまでスコアを伸ばし史上6人目のアマチュア制覇を達成した。

23年シーズンは残り10試合に迫り、賞金レースへの関心も週を追うごとに高まりつつある。現在トップは1億65万4179円の中島。2位の金谷拓実が334万5180円差の9730万8999円と接戦を繰り広げている。ディフェンディング大会に臨む蝉川は6877万4892円で3位に位置。優勝賞金2000万円(総額1億円)を巡る争いに注目だ。

予選ラウンドは中島、金谷、杉原大河が同組。蝉川は鈴木晃祐、宇喜多飛翔とプレーをともにする。

前週「ANAオープン」から2週連続優勝のかかる初代チャンピオン(2008年)の谷原秀人、同じく前週「日本シニアオープン」を制した藤田寛之らが出場。アマチュアは小寺大佑(大阪学院大4年)、松岡翔大郎(甲南大4年)の2人が参戦する。

前週に優勝争いを演じた石川遼は出場を見送った。

<主な出場予定選手>
蝉川泰果、池田勇太、稲森佑貴、岩田寛、片山晋呉、金谷拓実、河本力、倉本昌弘、香妻陣一朗、藤田寛之、谷口徹、谷原秀人、中島啓太、永野竜太郎、平田憲聖、堀川未来夢、宮里優作、宮本勝昌、石川航

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