マリンズ3ランでオリオールズ逆転勝利 藤浪は1/3回3失点で降板

【オリオールズ8-7アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

レイズとの首位攻防4連戦を2勝2敗で終え、地区優勝へのマジックナンバーを「10」としているオリオールズは、今日から敵地でアストロズとの3連戦がスタート。その初戦は9回表にセドリック・マリンズの15号逆転3ランが飛び出し、オリオールズが8対7で勝利した。オリオールズ5番手のマイク・ボーマンが10勝目(1敗)、7番手のジェンニエル・カノーが7セーブ目をマーク。アストロズ4番手のライアン・プレスリーは5敗目(3勝)を喫した。

ア・リーグ東地区首位のオリオールズと西地区首位のアストロズによる対戦は、期待通りの熱戦となった。初回にカイル・タッカーのタイムリー二塁打でアストロズが先制し、3回表にアドリー・ラッチマンの犠飛で1対1の同点に。5回表にはライアン・オハーンが2点タイムリーを放ち、オリオールズがリードを奪った。

しかし、6回裏にアストロズがオリオールズ2番手の藤浪晋太郎を攻め、一死3塁からチャス・マコーミックとジェレミー・ペーニャの連続タイムリーで3対3の同点に。ここで藤浪をリリーフした3番手のジェイコブ・ウェブが二死1・2塁とピンチを広げ、ホセ・アルトゥーベの2点タイムリー二塁打でアストロズが勝ち越しに成功した。

直後の7回表にラッチマンとマリンズのタイムリー二塁打でオリオールズが5対5の同点に追いついたが、7回裏にホセ・アブレイユが16号ソロを放ち、アストロズが勝ち越しに成功。8回裏にはマーティン・マルドナードにも14号ソロが飛び出し、アストロズが勝利を決定づけたかに思われた。

ところが、オリオールズは9回表にアストロズの守護神プレスリーから一死1・2塁のチャンスを作り、マリンズが右中間へ15号3ランを放って逆転に成功。9回裏に登板した6番手のシオネル・ペレスが味方のエラーからピンチを背負ったものの、最後は7番手のカノーが締めくくった。

藤浪は6回裏一死からタッカーに三塁打を浴びてピンチとなり、マコーミックにタイムリーを献上。さらに盗塁と暴投で再び一死3塁となり、ペーニャに同点タイムリーを浴びたところで降板した。残した走者がアルトゥーベのタイムリー二塁打で生還したため、一死しか取れず3失点という結果に。9月の連続無失点は7試合でストップし、今季の防御率は6.90から7.22へ悪化した。

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