9月県議会 大雨被災者支援 補正予算案を追加提出へ 千葉県

9月県議会 大雨被災者支援 補正予算案を追加提出へ

 千葉県内で浸水などの甚大な被害がでた9月8日の記録的な大雨をめぐり、熊谷知事は20日、現在開かれている9月定例県議会に、被災者の生活を再建するための補正予算案を追加で提出する方針を示しました。

 これは、20日の9月定例県議会で、自民党の実川隆議員の代表質問に答弁したものです。

 大雨被害への対応を問われた熊谷知事は、被災者の生活再建に必要となる貸付金などの補正予算案を、この9月議会に追加で提出するための準備を進めていると明らかにしました。

 また、被災地の復旧に向けた支援策について、被害状況を詳細に確認したうえで、必要な予算を次の12月議会に提案するとしました。

 熊谷知事はこのほか、リエゾン=情報連絡員の派遣や、茂原市など8市町への災害救助法の適用といった、これまでの対応も報告したうえで、今後も復旧に全力で取り組む考えを強調しました。

千葉県 熊谷俊人 知事
「今後も市町村と連携し、いまなお不自由な思いをしている被災地域の人々に寄り添い、県民生活の再建と事業活動の再開・継続に向けた支援、インフラの早期復旧など全庁を挙げて取り組んでいく」

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