食べられる?食べられない?「判断できないキノコは食べないで」 きのこ中毒予防月間がスタート【長野】

毒キノコによる食中毒を防ぐため、保健所に食べられるキノコか判定する窓口が設置されました。早速「毒キノコ」が持ち込まれました。

これも、これも、これも!全部、毒キノコです。
長野市保健所は、衛生指導員による「野生きのこ相談窓口」を設置しました。

■長野市内から
「これ何だかわかんないから・・」

夫婦が持ち込んだのは、朝、飯綱町で採ったばかりのキノコです。断面を確認しながら入念に鑑定。
結果は・・・

■長野市きのこ衛生指導員・宮尾研一さん
「結果は毒キノコです」

(Qこれを食べていたら危なかったですか?)

「そうですね、おなか壊しますね。だいぶおなか壊して上からこう・・」

(危なかったですね)
■長野市内から
「そうだね、食べなくてよかった」

県は、20日から1カ月間を「きのこ中毒予防月間」として、12の保健所に相談窓口を設置します。

■長野市きのこ衛生指導員
「危険なキノコは死に至るようなものもあるので、分からないキノコは一切手を出さずに食べないようにしてもらいたい」

今年は猛暑や少雨の影響で、キノコが出ていないということです。日中の気温が20℃ほどになり、雨や霧で湿度が高くなれば取れる量が増えそうです。

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