「ふなばしアンデルセン公園」のシンボルとなっている「風車」の改修工事が9月20日から始まりました。
この風車は27年前に千葉県船橋市が姉妹都市のデンマークのオーデンセ市との友好の証として「ふなばしアンデルセン公園」に建設したものです。
部品の老朽化のため2018年から羽根の回転を見合わせていましたが、来園者から「動く姿をまた見たい」と要望が寄せられ、市では改修工事を行うことになりました。
工事初日は、デンマークから招かれた風車職人が、日本の作業員とともにクレーンを使って直径約23メートルの羽根を外す作業を行いました。
今後は、経年劣化で亀裂が入った羽根の回転軸の交換や、老朽化している2階デッキの改修などを行っていくということです。
工事は2024年3月に完了し、4月から再び風車の回る姿が見られる予定です。
風車職人 ミケール・ジョン・イェンセン さん
「風車が安全に建つうえで危険な場所がたくさんあった。羽根が回っているととてもきれいな姿が見られる、お客さんにも喜んでもらえたらうれしい」