千葉県の熊谷知事は２０２３年１１月に台湾を訪問することになりました。知事に就任後、初めての海外出張となります。
千葉県 熊谷俊人 知事
「少子高齢化、人口減少社会を迎えるなか、本県経済の活性化を図るためには海外に目を向け市場拡大していくことが重要。台湾は我が国の農林水産物の主要な輸出先であり、コロナ前の本県への宿泊客数が2番目に多く、本県にとって将来性ある有望な市場と考える」
これは、熊谷知事が９月２０日の県議会で述べたものです。
県によりますと、熊谷知事の台湾への出張は、１１月１３日から１７日までの５日間で、県と友好交流都市を協定を結ぶ桃園市と、台北市への訪問を予定しています。
現地では桃園市長と会談する他、県産の農林水産物の輸出促進や企業誘致、それに観光客を呼び込むための商談会を開催します。
さらに現在、台湾に県産品を輸出するのに必要な放射性物質の検査証明書の発行など輸出規制の撤廃を求める方針で、日本の外務省にあたる台湾日本関係協会の会長を訪問する予定です。
今回の台湾訪問は、熊谷知事が就任してから初めての海外出張で、熊谷知事は「県内経済の活性化に資するものになるよう、しっかりと取り組む」と意気込みました。
