インテル、敵地でソシエダから勝ち点1…守護神ゾマーは満足感「次の試合で修正すればいいんだ」

[写真:Getty Images]

インテルのスイス代表GKヤン・ゾマーが、チャンピオンズリーグ(CL)グループD第1節のレアル・ソシエダ戦を振り返った。『フットボール・イタリア』が伝えている。

20日、今季のCL初戦を敵地で迎えたインテル。開始4分でソシエダに先制点を許すと、押し込まれる時間が長引き、1点ビハインドのまま時計の針だけが進んでいく。それでも87分、FWラウタロ・マルティネスが値千金の同点弾を決めて1-1のドローに持ち込み、辛くも勝ち点1を拾った。

ラウタロ弾の直前に決定的なピンチをセーブしていた守護神ゾマーは試合後、『Amazon Prime Video Italia』のインタビューで、苦しい戦いを強いられながらも勝ち点1を拾えたことに満足感を示している。

「ソシエダはもっとゴールを決める可能性があった。もう1点でも決められていたら難しかっただろう。前半は本当に悪かったけど、後半に入って多少はゲームを変えられたね。結果的に勝ち点1には満足しているよ」

「ここはCLという大きな舞台。今日の結果を受け入れ、次のセリエAでの試合に向けて修正すれば良いんだ。難しい状況下でもインテルの選手たちは各々が個性を披露し、大きなチームであると証明できたと思う。途中投入の選手も良い場面を作ってくれた。このチームの一員になれて嬉しいよ」

最高の結果ではなかったが、苦しんで勝ち点1を拾う経験も重要だと語ったベテラン守護神ゾマー。チームメイトを称賛し、今夏インテル加入の喜びに変えて締めくくった。

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