インテルが元アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアン(34)との契約延長に動き出したようだ。
シャフタールからドルトムント、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナル、ローマと渡り歩き、昨夏33歳でインテルと2年契約を結んだムヒタリアン。バックアッパーと位置付けられていたのは加入当初だけで、今や中盤のファーストチョイスと言っても良いほど重要な存在だ。
昨シーズンは公式戦49試合出場とフル稼働し、ケガ以外での欠場はゼロ。今季もここまでの公式戦全5試合に先発出場してミラノ・ダービーでは2ゴール1アシストの大活躍。新加入のイタリア代表MFダビデ・フラッテージにインサイドハーフの定位置を譲る気配はない。
来年1月には35歳となるが、トップレベルを維持し、むしろ現在がピークとも思いたくなる状況では、契約延長が議題に上がるのも必然か。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インテルはムヒタリアンの代理人を務めるラファエラ・ピメンタ氏と連絡を取り始めたとのことだ。
派手さはなくとも、ボールコントロールにプレービジョン、フリーランニングと何をとっても高次元の能力を見せつけるムヒタリアン。インテルに欠かせぬベテランMFだ。